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減塩は健康でヘルシーって…【塩は悪者なのか?】#004

※今回は文字ばかりです。絵やグラフ等は一切ありませんので、頑張って読んでくださいませ。

では、前回の#003「体調不良なら【5大栄養素と摂取順序】を考える話」の続きをはじめましょう!


テレビの料理番組では、こうやってスパイスを上手に使えば減塩できて健康に良いですよ。などと言っています。

また、スーパーの食品売り場に行けば、減塩と書いたパケージの商品がたくさん並んでいます。

書店に行っても、減塩レシピの本が…。

なんだか塩が悪者のように扱われていますが、塩ってホントに悪者なのでしょうか?

今回は、ミネラルの中でも一番大事なナトリウム(塩)のお話です。

塩の定義はややこしいので後半に解説しますが、とりあえずナトリウム=塩で話を進めます。

※ご注意:連載形式ですので、初めての方は「#001-やる気を出す方法なら【プチ筋トレ】が最強です」をご覧くださいませ。

塩を摂ると高血圧になる⁉

これを読んでいるあなたも「塩をたくさん摂ると高血圧になるよ」という言葉を幾度となく耳に、そして目にしたことがあると思います。

ですが、ホントに塩を摂ると高血圧になるのでしょうか?

実は、塩を摂ることで高血圧になるという有力なエビデンスは存在しません。

逆に、高血圧の原因に、塩はさほど関係ないという有力なエビデンスなら存在します。

えっ!と思うかもしれませんがホントです。

そのことを書くと膨大な文字数になるので、ヒマなときにでもご自身で調べて見てくださいませ。

(減塩といえば「日本高血圧学会」が毎度のことながら、塩を減らせ!減塩しないと病気になる!と言ってますが、その日本高血圧学会が提示している統計データ等は、なかなかどうして…笑いが出るほど突っ込みどころ満載です。逆に、塩を積極的に摂取することを推奨している人が出してくる統計やデータも、どんでもないデタラメな空想オカルト的なモノもあります。双方ともクルクルユニークなことを持ち出してくることがあるので、ある意味楽しいですよ)

注意ポイント

物事というのはたいていの場合、賛成派と反対派に分かれます。そしてどちらも自分たちの主張に沿うような統計データ等を持ち出してきますので、どちらか一方の話だけを聞くのではなく、双方聞いてから判断するようにしてください。(特に自分達に不利になるようなデータは一切無視しますのでホントに注意が必要です)

そしてまた、上記に私が書いた文章の中にも、ごまかしの手法を取り入れて書いてます。塩をたくさん摂るとホニャララと書いた「たくさん」という言葉です。曖昧ですよね…とても…。実は、状況的に見て不利になった者たちは、この曖昧さを用いて逃げ道を作るのが関の山であり、悲しい実情なのです。

※ずっと後の回になりますが、騙されない統計やデータの見方を書きますのでお楽しみに。

塩は血圧を上昇させます。

これは事実です。

是非ネットで検索して見てください。

ほぼすべからく、ナトリウムの作用の欄に「血圧を上昇させる」と書いているハズです。

おそらく、このことも塩を悪者にしている要因のひとつなのは間違いないでしょう。

ですがです!

塩を1g摂れば血圧の上昇はどれくらいになるのか?という有力なデータ等はありません。

数年前に私がやってみたときの実験で申し訳ないのですが、塩を5g摂り、30分後と1時間後に血圧を測定しましたが、結果は、若干上昇したかな?くらいの変化でした。

また、たとえ血圧が上昇したとしても、塩が代謝等で使われたり、尿や汗で体外に出ていけば、血圧はまた元通りになりますので、さほど心配する必要はありません。

人間の体というものは、自らを調整する機能がチャンと備わっているのです。

それに、塩分が全く入っていない食事を食べても血圧が上昇することも分かっています。

水を飲んだだけでも血圧が上昇することがあることも分かっています。

なにも塩だけが血圧を上昇させるわけではないのです。

(日本高血圧学会も、塩分を摂るとなぜ血圧が上昇するのかというのは、まだハッキリとした原因は分かってないと明言しています)

もうかなり前から、「塩=高血圧」という図式は崩れているのです。

注意ポイント

さほど心配する必要はありませんといっても、既に高血圧の方や腎臓等が悪い方は注意しなければなりません。また、感受性の問題もありますので、この抜苦与楽の素のカテゴリーは、以降の回も目を通すようにしてくださいませ。感受性については次回以降で分かりやすいように解説します。

高血圧の最大要因は?

さしたる病気を患ってないのなら加齢による動脈硬化が答えです。

人間というものは、歳を取れば血管が固くなり、また、血管の内壁に異物が溜まって血液の通り道が狭くなります。

そうなると、血液の流れが悪くなるので、全身に血液を送らなければならない心臓は、より強い力で血液を押し出すようになります。

歳を取れば、そうした理由で血圧が高くなっていくのです。

もし、塩が血管を固くするのなら…

もし、塩が血管の内壁を狭くするのなら…

塩を摂ると高血圧になると断定できますし、国民総動員で早急に減塩をしなければなりません。

ですがどうでしょう。

減塩派の人たちは、加齢による動脈硬化のことについては一切触れません。

ホントに一切触れません。

触れようものなら・・・

(長くなってきたので、塩の話に移りますね)

ポイント

忘れるところでしたが、

年齢+90=年齢相応の血圧

という簡単な数式を覚えておいてください。

この数値で出た答えが、年齢相応の血圧数値であり、病気ではない加齢による血圧上昇の範囲です。

この数値を超えたら、チョット注意しようかな?と、これからの食生活や運動を考えるくらいが丁度良いようです。

※この数値以内でも、動悸・めまい・脈拍異常・ほてり等があるのなら話は別ですよ。

高血圧の話で、私に知人に非常に興味のある経験をした方がいますので、後の回で紹介しますね。

ミネラルでは塩(ナトリウム)が一番大事です!

前回の#003では、ミネラルが大事という話をしましたが、もう一度おさらいです。

ミネラルは16種類

多量ミネラル7種類

ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・(イオウ)・(塩素)

微量ミネラルは9種類

鉄・亜鉛・銅・マンガン・ヨウ素・セレン・クロム・モリブデン・(コバルト)

※厚生労働省が摂取基準を決めているのは、イオウ・塩素・コバルトを除く13種です。


⇧でしたよね。

そして、このミネラルの中で一番大事なミネラルは、なんといっても「ナトリウム(塩)」です。

では、塩がどれだけ大事なミネラルなのかという話を3つほど。

塩にまつわる3つの話

❶ゴールドラッシュ

昔、アメリカでは金鉱堀が盛んな時期がありました。

しかし、金鉱を掘る仕事は重労働で夏場は倒れる者が続出したため、皆が困り果てていたところ「塩を舐めると良い」ということを聞きつけ、早速試してみると効果絶大だったそうです。

そして、このように塩を摂って元気になる話は、アメリカだけでなく世界各国にあります。

この日本にも…。

実は私、炭鉱が盛んだったところで生まれ育ったのですが、近所の方々からも「塩を舐めながら仕事をしていた」というのを聞いたことがあります。

また、そういった地域で育ったために、少しでも元気がないそぶりを見せると「塩でも舐めとけ!」や「塩むすび食え!」と言われていました。

❷塩抜きの刑

江戸時代には「塩抜きの刑」という刑罰がありました。

塩を徹底して抜いた食事を与え続けるという刑罰です。

ふ~ん、と軽く思う方もいるかもしれませんが、この刑を受けると、1週間ほど過ぎたあたりから体がだんだんと動かなくなり、次第に意識が朦朧として思考回路がストップ...。

やがて心臓が止まり死に至るそうです。

結構キツイ刑罰だったようですね。

【チョイと脱線】江戸時代の刑罰の絵や記録が残っていますが、実際に行われた刑罰って意外と少ないんですよ。というのも江戸中期以降は、与力や同心(今でいう警察)がヒマを持て余し、牢屋はいつもカラだったほど治安が良かったのです。この塩抜きの刑の記録は数例あるようですが、私はその記録を見たことがありません。私が見た記録では、塩抜きの刑を試した者が死にかけたという笑い話だけでした。

まぁつまり、塩を抜いたり減らしたりすると、元気がなくなるということです。

❸水と塩の話

人は水と塩さえあれば1ヵ月は生き延びることが出来る。

⇧この言葉は、聞いたことがあるハズです。

これは嘘でも何でもありません。

というより、水と塩だけで1ヵ月以上は確実に生き延びることが可能です。

脂肪をたくさん蓄えている方なら、さぞや生き延びることでしょうね。

塩を抜くと、わずか1週間でヘロヘロになるというのに…

さて、この3つの話はいかがだったでしょうか?

しかし、塩といっても上記の3つの話に出てくる塩とは、いったいどんな塩を指すのでしょうか?

まずは、前半でも述べた塩の定義についてみていきましょう。

結局、塩って何だ!

さて、まずは塩の定義をみていきましょう。

実は、この塩を定義することって意外と難しいのですが、生活する上で一般的に使われている語句としては、

ナトリウム[Na]

食塩(塩化ナトリウム[NaCl]のことで、ナトリウム[Na]+塩素[Cl]のこと)

食卓塩(食塩に塩化マグネシウム等を加えたもの)

という3つの語句で、一般的に精製塩や化学塩呼ばれています。

また、

海塩

岩塩

湖塩

というのもあり、これは天然塩や自然塩と呼ばれています。

さて、この精製塩と天然塩の違いって何なのでしょうか?

また、体に良いとされているのは、どちらの塩なのでしょうか?

覚えよう

お菓子やお弁当などの食べ物を買うと食品成分表が書いてありますが、塩分を使用している場合は、ナトリウム○○㎎や食塩〇〇gなどの表記してあります。(最近は食塩相当量と表記するようになっています)

ですが、ナトリウム○○㎎とだけ書いてある場合は、

ナトリウム×2.5÷1000=塩分g

ですので、間違えないようにしてください。

違いは、たったコレだけ。でも効果の違いは大きい!

精製塩と天然塩の違いは、(塩化)ナトリウム以外のミネラルが入っているかいないかの違いだけです。

そして、体に良いのは当然ですが天然塩です。

天然だからという理由ではなく、天然塩に含まれているナトリウム以外のミネラルは、現代日本人に不足しているミネラルであり、積極的に摂取しなければならない栄養素だからなのです。

特にマグネシウムは・・・

また長くなりそうなのでナトリウム以外のミネラルについては次回以降に述べますが、ひとつ言っておきたいことがあります。

それは「天然塩の信奉者は精製塩を目の敵にしてこき下ろす」行為が多々見受けられるということです。

先ほども書いた通り、ミネラルで一番大事なのはナトリウムであり、精製塩も天然塩も主成分は(塩化)ナトリウムです。

ただ、精製塩には他のミネラルが入っていないというだけです。

そんなに悪者にする必要はありませんし、そこまで悪者ではありません。

また私は、天然や自然が良くて、化学や人工が悪いというステレオタイプ的な発想は持っていません。

ですから、天然や自然という言葉が好きな人には、「毒キノコも天然だよ」と言って、からかって遊びます。笑

それに、天然よりも人工的に作ったモノの方が安全な栄養素って、割とたくさんあるんですよ。

ただ、こと塩に関しては、どうせ使うのなら精製塩ではなく、ミネラルが豊富な天然塩を使いましょう!ということなのです。

ということで、バタバタで申し訳ないのですが、次回の予告をして終わりにしましょう。

(毎回3千文字くらいを考えているのですが、今回は6千文字に届きそうな勢いになってしまいました。汗…)

次回は、塩の選び方摂取の仕方、そして摂取量について解説します。

お楽しみに🎵

#004のまとめ

  • 片一方のことだけを見聞きして判断しない。
  • 統計やデータの信ぴょう性を疑ってみる。
  • 高血圧の最大要因は動脈硬化である。
  • ナトリウム×2.5=塩分相当量
  • 天然や自然という言葉に惑わされない。笑

ではでは。。。

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