ジョーク物語16

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《連載》ユーモア村のジョーク物語〈第16話〉

2019年11月30日

続きものですので、初めての方は「第1話:上下関係」からどうぞ🎵

【016】動物には愛を!

-ある休日の話-

夕方、デパートに買い物に行っていたルミエルとロジャスは、大きな荷物を抱えて帰宅した。

「ごめん、ごめん、今すぐに夕飯の支度をするから待っててね」

おなかを空かせている子ども達にそう言ったルミエルは、超ゴキゲンのようだ。

夕飯の支度も、鼻歌交じりにやっていた。

ルミエルがゴキゲンなためか、いつもより豪華な夕飯だ。

そして、お風呂を済ませ、家族全員が楽しみにしているテレビ「となりのアリエッティー」を家族みんなで見た。

休日は、夜に放送される「となりのアリエッティー」をみんなで見て過ごすのだが、その放送が終わったとたん、ルミエルはサッサと2階へと駆け上がって行ってしまった。

いつもなら、アリエッティーの飼っている豚が、最終的に飛ぶのか?飛ばないのか?をワイワイガヤガヤと話すのにだ。

不思議に思ったクラリスは、その会話もそこそこに、ひとり2階へと上がっていくと、鼻歌を歌いながら荷物を整理している母ルミエルがいた。

「何やってんの?お母さん」

「あらクラリス、チョット見て!」

そう言ったルミエルは、毛皮のコートを羽織り、

「どう?似合うかしら?」

と、モデルターンをしてみせた。

「・・・」

呆気にとられているクラリスをよそに、ルミエルは、

「ほら、チャンと見てよクラリス、この毛皮いいでしょ?」

っとまぁゴキゲンだ。

「どうしたのよソレ…、今日デパートで買ったの?」

「そうよ~、高かったのよぉ~♪おねだりしちゃった、うふッ♡」

「あのねぇ、お母さん…」

呆れながら返答するクラリスのことなんか眼中にないルミエルは、話を続ける。

「この毛皮、前々から欲しかったのよ。カマイタチの毛皮なのよ♪。ホントにホントに、すっごく高かったんだから♪」

「あのねぇ、お母さん…」

「お父さんにおねだりするの大変だったのよ~♪」

「あのねぇ、お母さん…」

「なによクラリス?…何か文句でもあるの?」

あまりにも反応が悪いクラリスに、少しムッとしたルミエルは口を尖らせた。

「クラリス?言いたいことがあるのなら、チャンと言いなさい」

「・・・」

「ほらッ!」

「あのねぇ、そうやって浮かれて喜んでるお母さんの陰で、可哀想な動物が悲鳴を挙げて泣いているのよ?…わかってる?」

クラリスがそう言うと、ルミエルの顔つきが変わった。

両手を腰に据え、眉間にシワを寄せて目が吊り上がっていく…

母親が子どもを叱るときのポーズだ。

「えッ!?な、なに?お母さん、私なにかイケないこと言った?」

「ク~ラ~リ~ス~ッ!」

そしてルミエルは、説教モードでこう言い放った。

「いくらなんでも、お父さんのことを動物呼ばわりするもんじゃありませんッ!!!」

おしまい。。。


第17話「切手はループトラップ???」

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おまけ:愛猫ルーのつぶやき

愛猫ルーのつぶやき16

ではまた。。。

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